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【番外編】プログラミング学習にもOS無しパソコンを勧める理由

OS無しPCにLinux® Desktopをインストールして「ブログ運営専用PC」として利用することを筆者が推奨する理由にはもう1つ別の目的がある。Linux Desktopをインストールしたパソコンはプログラミング学習の環境を容易に構築することができるという大きな理由があるからだ。

プログラミング学習において開発環境を構築するだけでも挫折することがある。

プログラミング学習を始めるにあたって事前準備をパソコンに設定しておく必要がある。設定と言ったが開発環境の構築と俗に云われている。プログラミング言語によってパソコンにインストールする方法や手順が異なっていたり、また、パソコンにインストールされているOSによってプログラミング言語をインストールする方法や手順が異なる場合がある。

プログラミング学習に興味がある人にとっては開発環境の構築に際しても要領よくできると想像することができるが、プログラミング学習に興味がない人にとっては、開発環境の構築だけでも難しく感じてしまうことだろうと推測することができる。

「プログラミング学習を始めたいけど、パソコンに”開発環境の構築”とかいうのだけでも全然わからへんわ。どうしたらええねん。」と思う人がいてもなんら不思議なことではない。なかには、もしかすると開発環境の構築だけでプログラミング学習そのものに挫折する人もいるのではないか?と思うのだ。

Linux Desktopを利用することで簡単にプログラミング学習が始められる。

Linux Desktopを使えば、簡単とは言わないが、容易にプログラミング学習の準備、開発環境の構築が行えるとお伝えしたい。

ほどんどのLinuxディストリビューション[1]はデフォルト設定(初期設定)でプログラミング言語が使えるようになっている。つまり、Linux Desktopを使えば開発環境の構築を行わずともプログラミング学習ができるということだ。もし、学習対象のプログラミング言語を最新バージョンにアップグレードしたいと考えているのであればそれも可能だ。

また、Linux Desktopにインストール可能なテキストエディタ、IDE寄りのテキストエディタ[2]をインストールすることでプログラミング学習がより捗るというメリットもあるとお伝えしておきたい。

ブログを自分で構築し公開したなら、プログラミング言語は既にマシンにインストールされている。

Linux Desktopを使って自分でブログを構築し公開した人は、既にパソコンにプログラミング言語がインストールされているはずと筆者は考える。筆者が当ブログを通してお伝えしている「ブログの始め方」である静的サイトジェネレーターJekyllを使ってブログを構築、公開した人は、プログラミング言語Rubyが既にマシンにインストールされてあると考える。

簡単なプログラミング学習に必要な道具は案外少ないものだ。

プログラミング学習にLinux Desktopを使おうと検討している人に向けて、プログラミング言語Rubyを使った簡単なHello Worldプログラムをお伝えする。

プログラミング言語Rubyを使った簡単なHello Worldプログラムを始める前に筆者が使用した『道具』をお伝えしておこうと思う。以下のとおりだ。

「たったこれだけでプログラミングなんてできんの?」と思うかもしれないが、これら2つの『道具』を使って、プログラミング言語Rubyを使ったHello Worldプログラムを作成することができる。

Linux Desktopのデスクトップ上でCtrl+Alt+tを同時に押下する。そして、cdコマンドを使う。

Linux Desktopとプログラミング言語Rubyで作成する”本格的に始める”簡単なHello Worldプログラム【その1】だ。

Linux Desktopのデスクトップ上にTerminal(端末)を展開する。Terminalが展開したら、cdコマンドを使ってホームディレクトリからプログラミング学習の為にディレクトリを移動する。筆者は今回、ホームディレクトリからデスクトップディレクトリに移動することにした。

ちなみに、Linuxは大文字と小文字を明確に区別するので注意して欲しい。例えば、cd Desktopとcd desktopは全く異なるディレクトリとして取り扱われるということだ。

ディレクトリの移動が完了したので次に進む。

Terminal上でvim 保存するファイル名.rbと入力しRubyプログラミングを始める。

Linux Desktopとプログラミング言語Rubyで作成する”本格的に始める”簡単なHello Worldプログラム【その2】だ。

簡単なプログラミング学習なのでTerminal上で展開するテキストエディタであるVimを使うことにした。Terminal上でvimと打ち込めば起動する[5]のだが、折角なので保存するファイル名.rbと追記することにした。通常起動したVimの場合は、ファイルを保存する際にファイル名を記述する必要がある。しかし、スクリーンショットにあるようにVimを起動した段階でファイル名を指定しておくと後に記述する必要がなくなるので安心だ。

また、プログラミング学習を行う際のTipsとして参考程度にして欲しいことがある。保存するファイル名の冒頭に日付を付与しておくと、いつに学習したファイルなのかが一目瞭然になりやすい。もちろんこれは単純に個人的な命名規則であるのだが、1つのTipsとして検討してみてほしい。

プログラミング言語Rubyのファイルの拡張子は.rbということも忘れないでおこう。

vim 保存するファイル名.rbと入力し終えたらEnterキーを押下する。するとVimが使用されファイルの中身が展開される。

Vimの基本的な操作は、iをまず押下し入力モードにするとテキストを入力することができる。

Vimは入力モードを駆使することで、また、各種設定及びプラグインを追加することで、”高機能な”テキストエディタへと飛翔する。

Vimに関する情報は比較的多い。しかし、初心者向けの情報は案外少ない。”知っている前提”の敷居が高いのでゆったりとVimに関する情報を集めることを推奨する。

それでは、プログラミング言語Rubyを使った”本格的に始める”簡単なHello Worldを記述していく。

たったこれだけ?と拍子抜けしてしまうのがHello Worldプログラムだ。

Linux Desktopとプログラミング言語Rubyで作成する”本格的に始める”簡単なHello Worldプログラム【その3】だ。

      print "Hello World !"
    

プログラミング学習初心者が拍子抜けするHello Worldプログラム。「たったこれだけ?たったの1行書いただけで終わり?」と思うのも仕方ない。しかし、プログラミング学習は拍子抜けの連続と言っても過言ではない。プログラムが思った通りに動かない、「あれ?動いた?」を繰り返すことになる。拍子抜けと「あれ?」に飽きるか、飽きないかがプログラミング学習の継続ができるかどうかに掛かっていることが大きい、とだけでも知っておくといいだろう。

Vimのモード切り替えはEscキーを多用する。

Linux Desktopとプログラミング言語Rubyで作成する”本格的に始める”簡単なHello Worldプログラム【その4】だ。

Vimを使ってブログ記事を書いたり、今回のようなプログラミングをする際にコードを記述したりした際に、保存や上書き保存を行う。一般的なテキストエディタを使った場合であればCtrl+sというキーボード・ショートカット、キーバインドで保存することができるので多用している人もいることだろう。しかしながらVimでは上記でも述べたようにモード変換を行わなければならない。また、一般的なテキストエディタとは異なり、専用のコマンドを用いる必要がある。

Vimにおける保存コマンドは:w

Vimにおける上書き保存コマンドは:wq!

これらのコマンドを用いる際はコマンドラインモードに切り替える必要がある。

スクリーンショットでは:wq!を使用しているので上書き保存を行ったことを意味している。

.rbファイルに命令を記述したので、いざ実行する。

Terminalを使ってプログラミング言語Rubyを使ったHello Worldプログラムを動かす。

Linux Desktopとプログラミング言語Rubyで作成する”本格的に始める”簡単なHello Worldプログラム【その5】だ。

プログラミング言語Rubyを使ってHello Worldプログラムを動かしてみよう、も佳境に入りました。Terminalから作成したHello Worldプログラムを動かしてみましょう。

TerminalからでもRubyプログラムを動かすことは可能だということをお伝えします。

    
      username@computername:~$ ruby 保存したファイル名.rb
    
    

このコマンドを使うことで”適正に”記述されたプログラムはエラーを吐き出すことなく動きます。

ちなみに例に挙げたHello Worldプログラムを動かす場合は次のようなコマンドを用いました。

    
      username@computername:~$ ruby 072320_hello.rb
    
    

デスクトップにあるファイル名と同じということがおわかりいただけるかと思います。

今回は改行コードをファイルに記述していなかったので見にくくなっていると思いまが、コマンドを実行すると無事に「Hello World !」とファイルに記述したとおりに実行されました。

このように、TerminalとVimを使っただけですが、プログラミング学習ができるということはおわかりいただけたかと思います。

スクリーンショットを見てほしい。余談ではあるが、デスクトップ画面上に”宝石”と”紙”がセットになったファイルアイコンが表示されている。これは、Ubuntu Mateにあらかじめ設定されているファイルアイコンで、.rbファイルだと一目瞭然できる、わかりやすいアイコンで表示されているのがわかるだろう。Linux Desktopはプログラミング学習に向いていると考える理由の1つでもある。

結論として、

OS無しPCにLinux Desktopをインストールして「ブログ運営専用PC」として利用するだけの使い道だけではなく、プログラミング学習も可能となる魅力的な『道具』として検討してみてほしいと提案したい。

脚注

著者:

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