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ブログにまつわる軽作業は軽量なテキストエディタを用意するといい理由

ブログ初心者がOS無しPCを選択しLinux® Desktopをインストールして個人ブログの運営を始めると最初の約1ヶ月間は使い慣れるのに少々苦労することだろうと筆者は推測する。「自分のブログ運営にとって必要なソフトはどれなんだ?」等と悩んだりするものだ。購入するOS無しPCのマシンスペックによって常時展開できるソフトに差が生まれるのも考えられるからだ。「”みんな”がオススメするソフトを使いたいけどマシンスペック的に厳しいよな…」となることがある。また、「あ!追記するの忘れてた!」や「あ!変更するの忘れてた!」等の状況がある時に「またこの”重い”ソフトを起動しないといけなくなった。」となる場合も想定できる。このような状況に際し、Linux Desktopを使って個人ブログを運営するなら、軽量なテキストエディタをいくつか予めインストールしておくことを提案したい。シンプルなブログ運営において重宝するのが軽量でシンプルなテキストエディタである理由を挙げる。

Linux Desktopにおける代表的な軽量なテキストエディタはブログ運営における際の咄嗟の修正に向いている。

OS無しPCにLinux Desktopをインストールして個人ブログを始めるブログ初心者は、Linux Desktopにおける代表的なテキストエディタを知っておくと、使う、使わない、に関わらず、よりブログ運営に関するブログ作業を効率よく捗らせることができる。

Linux Desktopにおける代表的なテキストエディタを順を追って紹介していく。

Leafpad

以前に書いた記事[1]で紹介したLinux Desktopにおける軽量テキストエディタであるLeafpadは、ブログ初心者なら絶対にインストールしておいた方がいいテキストエディタであると再度になるが提案したい。Linuxディストリビューション、Linux Desktopによってプリインストールされているテキストエディタが異なる。そして、デフォルトで設定されているテキストエディタがそれにあたる。筆者の個人的な意見なのだが、デフォルトで設定されているテキストエディタはLeafpadと比較すると若干”重い”と感じる。なので、できればだが、ブログ初心者はLeafpadをインストールした後、デフォルトで起動するテキストエディタ[2]をLeafpadに変更しておくことをオススメしたい。

Mousepad

Leafpadと比較すると若干”重い”が、Leafpadよりも機能がある軽量テキストエディタのMousepadがある。このテキストエディタもブログ初心者にはオススメだと提案したい。提案する理由の1つに、ファイル形式によって自動でシンタックスカラーで色分けしてくれるからだ。2つ目の理由に、例えば、ファイルをタブごとに表示させることができるようになるなど、Mousepadの設定から”一般的”に使う機能をONにすることで、軽量でありながら高機能なテキストエディタとして利用することができるからだ。

gedit

デスクトップ環境にGNOMEを選択するとプリインストールされるテキストエディタがgeditだ。LeafpadやMousepadと比較すると、リッチなデスクトップ環境であるGNOMEであるので少々”重い”テキストエディタと感じる。ただ、gedit-pluginsをsudoコマンド[3]、またはSynaptic Package Managerからインストールすることで、想像する以上に高機能なテキストエディタに様変わりする。マシンスペックに余裕があるのであればgedit-pluginを追加したgeditだけでブログ運営におけるブログ作業ができるのではないか?と筆者は想定している。

Vim

Vimはコマンド操作を習得する必要がある。Linux Desktopを使い始めるブログ初心者にとってはハードルが高い。これに加えて、Vimへ基本的な設定、及び、プラグインを導入する際の.vimrcの記述も慣れるまで苦労する。

「Linux Desktopを使うならTerminal一本でブログ作業を全て行うのが”通”ってなもんよ!」と江戸っ子っぽい考えを持っている人ならば、Terminalから起動できるVimがブログの軽作業においても向いていると提案したい。

ただし、Vimの操作に慣れ、Vimへの基本的な設定、及び、プラグインの導入に慣れれば、上記で述べたように「Terminal一本でブログ運営ができる」ようになれるということはお伝えしておきたい。

筆者は既に.vimrcにプラグインを記述、導入し、シンタックスカラーの設定を行っているのでVimを起動するとスクリーンショットのようにフォントの色が変更されている。.vimrcにプラグインを記述、導入しなければ、TerminalのフォントカラーでVimのトップ画面が表示される。

余談だが、Terminalから起動せずともVim単体で起動することができるものもある。[4]

GNU nano

Terminalで起動できる(高機能にもなれる)テキストエディタVim。.vimrcにVimの設定やプラグインを導入していくと、こころなし”重くなっている”と感じることがある。「ちょっと、サクッと、テキスト内容を変更したいだけなんやけどな。」という時に起動が遅いテキストエディタでは少々心許なく思うことが当然出てくる。

「しかし、Terminal一本でブログ運営を行うと決めた以上は、Terminalから起動できるVimを使わないわけにはいかない!」と覚悟を持っているブロガーがいたとしたら、筆者は次のテキストエディタを提案したい。

Terminalから起動できる軽量テキストエディタのGNU nanoだ。

GNU nanoは至ってシンプルなTerminalで起動できるテキストエディタだ。Vimのように初心者には難しいコマンド操作などが一切なく、気軽に文章が書けるテキストエディタだ。

小さな問題としてブログ初心者にお伝えしておくことは、GNU nanoを使って文章を書いた後、保存する時である。スクリーンショットを見てほしい。GNU nanoの下部に何やら書かれている項目があることが確認できるだろう。これは、”一般的なテキストエディタ”で使われるキーボード・ショートカット(またはキーバインドと呼ばれている)に相当するものだ。「お気づきになられたようですね。」とアニメに登場するような”執事”っぽい声で言いたい。Terminalから起動できるテキストエディタとは、マウス操作ができないということなのだ!

GNU nanoの下部に「^X」と書かれた項目がある。その横に「終了」と書かれている。これは何を意味するのかというと、「GNU nanoを終了させる(閉じる)」ということを意味するキーボード・ショートカットだ。「ちょっとまってくれ!「^X」なんていうキーボード・ショートカットなんて知らねぇぞ!”普通”ソフトを閉じるならCtrl+wだろ!!」と言いたくなる気持ちは筆者には痛いほど理解できる。が、しかし。GNU nanoはこのようなキーボード・ショートカットで操作することになっているので仕方がない。「いやだから、「^X」の「^」はどういう意味か教えろって!」

GNU nanoで表示されている「^」はCtrlキーを意味する。つまり、Ctrl+キーでテキストエディタに必要な操作ができるということになる。

何度も「つまり」という言葉を使ったら滑稽なのは重々承知しているが、つまり、GNU nanoを使うことを考えているのなら、Ctrlキーを多用するのでCtrlキーの場所を変更しておくことをオススメしたい。[5]

Linux Desktopにおける代表的なテキストエディタの紹介を終える。

ブログ初心者がLinux Desktopを使ってブログ運営を行う上で次に考えておいた方がいいことについて説明したい。

ブログの作業内容に合わせてテキストエディタを使い分けることもブログ初心者は考える必要がある。

ブログの作業の内容を分けて考えてみてほしい。例を挙げてみる。ブログ初心者が個人ブログを公開するまでの一連の流れである。

  1. ブログの”筐体”(ディレクトリ構造)
  2. ページレイアウトやページデザイン
  3. ブログコンテンツ

1番に必要なテキストエディタの機能はオートコレクトだ。HTMLのタグ等を記述していく際に忘れがちなのが”閉じカッコ”だ。このような機能を提供しているテキストエディタと考えるとIDE寄りのテキストエディタが良いと考えることができる。

2番に必要なテキストエディタの機能も1番と同じようにIDE寄りのテキストエディタで十分だと思うはずだ。

3番に必要なテキストエディタの機能も1番と同じようにオートコレクト機能があった方が、例えば、リンクテキストを入力する時とか便利だから、結局はIDE寄りのテキストエディタの方がいいよね、と思うはずだ。

このように述べると「結局は高機能なテキストエディタで充分なんじゃねぇか!」と思うブログ初心者の人もいるかと筆者は想像する。

1番の作業に必要なテキストエディタがIDE寄りにならざるを得ないのは仕方ないとしよう。しかし、2番の作業や3番の作業にわざわざ”重い”テキストエディタを使う必要があるのだろうか?特に3番の作業だ。リンクテキスト等はブログに投稿する前の校正の際に行えばいいのではないだろうか?筆者がブログ初心者に提案したいことは、ブログにおけるコンテンツ、つまり記事を作成するくらいなら軽量なテキストエディタを使って書けばいいのではないか?ということだ。

なぜこんなことを敢えて書いて提案しているのか?というとOS無しPCのマシンスペックの選択に迷うからだ。「廉価なPCでも充分にブログ運営に耐えることができるのだろうか?」または、「高スペックなPCじゃないといくらLinux Desktopをインストールするからといって、ブログ運営に耐えれなければ意味が無い。」と検討することになるからだ。

ブログ運営専用PCとして利用すると決めたのなら、ブログ運営の何に一番使う予定なのか?を予め決めておく必要がブログ初心者にはあるということだ。

ブログ初心者はテキストエディタを使い比べながらブログを構築する方がいい。

どのテキストエディタが自分にとって最も使いやすいのかを知りたいブログ初心者は、テキストエディタを使い比べる必要がある。”オススメのテキストエディタ”と呼ばれているものを使い始めても、自分にとって最も使いやすいテキストエディタなのか?という比較対象が無いからだ。そして、テキストエディタを使い比べる際の基準としてブログの構築が最も”テスト”として最適だと提案したい。なぜなら、ブログを構築する際に打ち込む内容が異なるからだ。例えば、ブログにおけるページの筐体を作成する場合はHTMLを書かなければならない。この場合は特にHTMLのシンタックスが最低でも色分け表示される方がいい。しかし、ブログのコンテンツ、ブログ本文を書く作業の際はシンタックスが色分け表示される必要は(基本的には)無い。このように、用途に合わせてテキストエディタを使い分けることができるように、ブログ初心者はテキストエディタを使い分けて、自分に最も合うテキストエディタを見つけることが重要となるので検討してみてほしい。

結論として、

ブログ初心者がLinux Desktopを使ってブログを運営していく鍵は、コンテンツ作りを如何に捗らせることができるのかを考える必要がある。自分に合った軽量なテキストエディタを見つけてほしいと願っている。

脚注

[2]デフォルトで起動するテキストエディタとは、.txtやLinux Desktopにおける設定ファイル等、またファイルの拡張子によって自動起動するソフトが異なるので、自動で異なるソフトが起動しファイルが展開するのではなく、ユーザーが別途指定したテキストエディタでファイルを展開させる設定という意味を示す。

[3]筆者がgeditおよびgedit-pluginsをインストールする際はTerminalを使っている。以下にコマンドを載せておくので参考に。

      
        username@computername:~$ sudo apt update && sudo apt install gedit gedit-plugins
      
    

[4]GVimというものがある。

      
        username@computername:~$ sudo apt update && sudo apt install vim-gtk
      
    

[5]Linux DesktopによってCtrlキーの配置の変更を行う方法がいくつかある。

1つは、キーボードの設定画面からキーボード配列の変更ができる方法。デスクトップ環境にMATEを使っている場合、キーボードの設定画面にオプションと書かれたボタンがある。オプションボタンを押下すると「Ctrl position」という項目がある。この項目のリスト内に「CtrlとCaps Lockを入れ替える」と書かれた横にチェックボックスがある。ONにしてマシンを再起動、またはログオフすると設定が変更される。

もう1つは設定ファイルにアクセスして変更する方法がある。以下にコマンドを記載しておく。初心者には難しいと思うのであまりオススメしない。Vim等のテキストエディタの操作に慣れていれば理解できると想定する。

      
        username@computername:~$ sudo vim /etc/default/keyboard
      
    

設定ファイルが展開されたなら「XKBOPTIONS=""」と書かれた項目のダブルクオーテーションの中に「XKBOPTIONS="ctrl:swapcaps"」と記述し設定ファイルを上書き保存する。最後にマシンを再起動またはログオフすると設定が変更される。

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